ヴィクトリアンシルバードロップピアス
1880年頃のイギリスで作られた、ヴィクトリアンシルバーピアス。フック部分のみ現代のものに付け替えられていますが、下の装飾部分は当時のオリジナルです。装飾部分は、もとより大きなイヤリングやジュエリーの一部だった可能性があります。当時の職人の技巧が凝縮されたパーツを現代的にピアスへと仕立て直したことで、アンティークの存在感を残しつつも、軽やかで着けやすいサイズ感に仕上がっています。
中空構造で軽やかさを持ちながら、しっかりとした厚みがあり、耳元で程よい重量感を感じられる作り。両方で異なる模様が丁寧に手彫りされており、その細やかさが際立っています。中央に配された立体的なボールの光沢と、彫刻模様の陰影とのコントラストが美しく映えます。
さらに、周囲にはグラニュレーション(微細な粒状装飾を配する彫金技法)が施され、全体に立体感と格式を添えています。直線よりも曲線を重視したエレガントなデザイン、左右で模様が異なる手彫りの味わい、そして装飾の周囲に小粒を並べるスタイルなど、ヴィクトリアンらしい細工が随所に見られます。
装飾部分のサイズは縦26ミリ × 横23ミリ。フックまで含めた全長は約45ミリ。存在感を放ちながらも大ぶりすぎないので、カジュアルなスタイルにも合わせやすい、ヴィクトリア時代の美しいドロップピアスです。
◆ 素材 シルバー
◆ 年代 1880年頃(装飾部分)
◆ 国名 イギリス
◆ サイズ 全長45ミリ
◆ 重量 6.6グラム
刻印はありませんが、仕入れ時にシルバーのテスト済み。ヴィクトリアンシルバードロップピアスは良い状態です。※こちらの商品はレターパックプラスでお届けいたします。お届け日時のご指定ができませんので、あらかじめご了承ください。