アンティーク9金小さながま口パースペンダント
1900年頃のイギリス製。本物のゴールドで作られた、小さなパース(バッグ)のペンダントです。メッシュ部分は、細く伸ばした金線を小さなリング状にして、一目ずつ連結して作られています。すべて手作業で、気の遠くなるような手間がかかる細工。今では、ほとんど再現されることのない技法です。アンティーク好きの方なら、シルバー製のメッシュパースを見たことがあるかと思いますが、ゴールドでつくられたものには滅多に出会えません。出会えたとしても、法外な価格帯となってしまいました。
地金は9金。9金にしてはリッチな色合いのピンクを帯びたゴールドです。サイズは、縦43ミリ×横29ミリ(4つの揺れ動く小さなボールの装飾を含めない)。大きめのバチカンとパースを吊るしたチェーンを含めたペンダント全体の全長は約75ミリです。
ミニチュアサイズとはいえ、パースは実際に開閉し、中に物を入れられる作りになっています。繊細な金の輪っかで作られているため、中には何も入れず、ペンダントとしてお使いいただくことをおすすめいたします。繊細とはいえ、ペンダントの重量は7.2グラムもあり、ゴールドがたっぷり使用されたつくりです。
がま口は、カチリと音を立てて、心地よく閉まります。また、肉眼で確認する限り、メッシュの輪が外れている箇所は見られません。このような細かい構造の特性上、1つも欠けがないとまでは言い切れませんが、100年以上の時を経たアンティークとしては非常に美しい状態です。
バチカンのみ18金で、日本で付け足しました。少し長めのチェーンに合わせて、胸元にゆったりと垂らして着けても素敵です。人目を引く可愛らしさだけではなく、手に取ると、この時代ならではの精緻な技術と贅沢な素材づかいを感じていただけます。
◆ 素材 9金
◆ 年代 1900年頃
◆ 国名 イギリス
◆ サイズ 縦43ミリ×横29ミリ(バッグ部分のみ)
◆ 重量 7.2グラム
ペンダントに刻印はありませんが、ゴールドテスターにて9金と確認済み。アンティーク9金小さながま口パースペンダントは良い状態です。※ネックレスは商品には含まれません。