アールデコK18ダイヤモンドリング
or232

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アールデコ18金ホワイトゴールドダイヤモンドリング


1935年頃のフランス製。アールデコ後期のダイヤモンドリングです。1930年代半ば、アールデコのデザインが幾何学美の極みへと到達し、1940年代に流行するタンクリングが誕生する直前という、興味深い時代背景の中で生まれたリングです。

直線的で建築的な構成を取り入れつつも、後のタンクリングほどの大ぶりさや重量感はありません。アールデコ後期らしい幾何学的なシンメトリーと程よいボリューム感を備えながら、端正な美しさと洗練された軽やかさを絶妙に残しています。

中央には一石のダイヤモンド。直径約2.8ミリと決して大粒ではありませんが、このリングの魅力は他にあります。鏡面仕上げが施されたゴールドの多面体にライトが当たると、面ごとに光を反射し、まるでリング全体がひとつの大きな宝石であるかのような輝きを放ちます。さらに、両サイドにあしらわれた精緻な粒飾りやミルグレインがキラキラと細やかな光を添え、立体的な美しさをより一層引き立てます。

地金は18金ホワイトゴールド。フェイス部分は縦約9ミリ×横12ミリ。サイズは、9号よりわずかに小さいため、8.5号-9号としております。

鏡面の輝き、繊細なミルグレイン、そして均整の取れた立体的なシルエットと、細部に至るまで真摯に作り込まれた造形に、1930年代のフランスの美意識が感じられます。派手さではなく、造形の美しさで惹きつける。静かな華やかさと造形美が魅力のアールデコ後期ならではのダイヤモンドリングです。


◆ 素材  18金、ダイヤモンド
◆ 年代  1935年頃
◆ 国名  フランス
◆ サイズ  8.5号-9号(サイズ直しについて
◆ 重量  2.6グラム


リング外側にフランスの18金を示すホールマーク(鷲の頭)、メーカーズマーク入り。アールデコ18金ダイヤモンドリングは良い状態です。