アンティークK12オニキスカメオリング
1900年頃のアメリカ製。漆黒のブラックオニキスに、若い女性の横顔がくっきりと浮かび上がるカメオリングです。普段Ringieでご紹介しているイギリスやフランスのジュエリーとはまた異なる、アメリカのアンティークらしい重厚で個性的なデザインです。
目を引くのはスリムな長方形のフォルム。黒の背景にくっきりと映し出された女性の横顔は、気品と強さを感じさせます。横からの写真をご覧いただくと分かる通り、カメオ自体にしっかりとした厚みがあり、どの角度から見てもその美しい立体感が見て取れます。リング部分はやや幅広に作られており、サイドに施された細工も非常に丁寧で、当時の職人のこだわりが随所に感じられます。カメオのサイズは縦約13ミリ×横6ミリ。カメオをしっかりと支える枠まで含めると縦約14.5ミリ×横7.5ミリという、程よく存在感のあるサイズに仕上がっています。
地金は12金。ややピンクを帯びた色合いのゴールドです。リングに刻印はありませんが、当店にて12金と確認済みです。アメリカで正式な刻印制度が始まったのは1906年のため、それ以前に作られたジュエリーには刻印がないのが一般的で、法律が整備される以前は、各工房が独自の基準で金を作っていたため、現代の感覚からすると少し珍しい12金も時々見かけます。
リングの内側には、流れるような美しい書体で手彫りのイニシャルが刻まれています。大切な人への贈り物だったのか、こんな素敵なリングを身に着けていたのはどんな女性だったのだろうと、かつての持ち主に思いを馳せるのもアンティークジュエリーならではの醍醐味です。
カメオジュエリーはコーディネートが難しいと思われがちですが、こちらは日常の中で気負わずに身に着けられるデザインです。引き締まった黒という色使いに加え、主張しすぎない程よいサイズ、そして全体がすっきりとした長方形のフォルムにまとめられているため、カジュアルなどどんな装いにも合わせやすいリングです。また、指に滑らかに沿うような着け心地の良さも、日常使いに嬉しいポイントです。これまでアンティークカメオに挑戦してみたいと思いながらも、自分には少し華やかすぎると感じていた方にこそ、ぜひおすすめしたいリングです。
◆ 素材 12金、ブラックオニキス
◆ 年代 1900年頃
◆ 国名 アメリカ
◆ サイズ 13.5号(
サイズ直しについて)
◆ 重量 2.9グラム
リングに刻印はありませんが、ゴールドテスターにて12金と確認済み。アンティーク12金オニキスカメオリングは良い状態です。