アンティーク15金ガーネット三日月ブローチ
1900年頃のイギリス製アンティークブローチです。しなやかに弧を描く三日月モチーフに、アルマンディンガーネットは先端に向かうにつれ石が小さくなる美しい流れと、中央でいっそう濃く深みを帯びる赤が印象的です。
ヴィクトリアン後期からエドワーディアン初期(1870年代〜1900年頃)にかけて、夜空や天体をモチーフにしたジュエリーが流行し、ブローチやペンダントが数多く作られました。当時、三日月モチーフのジュエリーは女性の内なる強さや変化を象徴するものとされ、満ちゆく月のように人生が少しずつ輝きを増していく、そんな願いを込めて身につけられていました。
ブローチの地金は15金イエローゴールド。大きさは縦51ミリ×横5.5ミリ。胸元や襟元につけると存在感のあるサイズですが細身のデザインなので、大袈裟になりすぎません。光を受けるとガーネット特有の落ち着いた赤がふわりと輝き、神秘的な雰囲気を漂わせます。
ガーネットのうち1石に、肉眼では確認できないほどのごく小さなカケがあります(矢印で示した箇所)。着用時には見えないほどの非常に小さなカケですが、お値引きした価格になっています。
◆ 素材  15金、ガーネット
◆ 年代  1900年頃
◆ 国名  イギリス
◆ サイズ  縦51ミリ×横5.5ミリ
◆ 重量  3.4グラム
ブローチに「15C」と15金の刻印入り。ガーネット1石に肉眼では見えない程度の非常に小さなカケがありますが、ブローチは全体的に良い状態です。