ヴィンテージ18金ダイヤモンドタンクリング
1940年頃のフランス製ヴィンテージリングです。タンクリングと呼ばれるボリュームたっぷりの華やかなデザイン。立体的に盛り上がった大ぶりなリボンは、1920年〜1930年代に流行したアールデコのデザインを引き継ぎ、直線的で幾何学的なフォルムをしています。甘くなりがちなリボンを、どっしりとカッコいいインパクトのあるモチーフに仕上げています。
タンクリングは言葉の通り、タンク(戦車)からインスピレーションを得たデザインと言われています。このリングが作られた当時、第二次世界大戦が勃発し、貴金属や宝石はますます手に入りにくく貴重となりました。万が一に備え、小さなジュエリー類は持ち運びやすい状態にする必要があり、ゴールドをたっぷり使用した大ぶりのタンクリングが作られたという説もあります。混沌とした時代に生まれた必然的なデザインだったのかもしれません。
地金は18金イエローゴールドと18金ホワイトゴールド。ダイヤモンドはオールドシングルカットで大きさは約3.8ミリ。矢印で示した箇所にカケがあります。肉眼ではまったく気にならない程度のカケですが、大幅にお値引きしております。ゴールドの価格が高騰した現在、こちらのリングと同程度のタンクリングの市場価格はずっと高額です。重量はずしりと重く、6.8グラムもあります。ヴィンテージリングにしては珍しく、サイズが約11.5号と日本人女性に会うサイズも嬉しいポイントです。この機会をお見逃しなく。
◆ 素材 18金、ダイヤモンド
◆ 年代 1940年頃
◆ 国名 フランス
◆ サイズ 11.5号(
サイズ直しについて)
◆ 重量 6.8グラム
刻印は消えてしまっていますが、ゴールドテスターにて18金と確認済み。ダイヤモンドに肉眼では気にならない程度のカケがありますが、リングは全体的に良い状態です。