アンティークアールヌーボーダイヤモンドリング（蔦）

1890年頃の蔦（ツタ）がモチーフのリングです。蔦の生き生きとした自然の造形美が美しく表現されています。立体的な形状で、葉の柔らかな曲線や小さな葡萄に似たプチプチとした実が繊細に作られています。そして蔦の葉の間には3石のダイヤモンドが輝いています。その透明度の高い瑞々しい輝きは、まるで雨上がりの葉から零れ落ちた雫に太陽の光が当たってキラキラと煌いているように見えます。ダイヤモンドも存在感のあるサイズで、ローズカットのダイヤは3ミリ×4ミリ（不規則な形状ですので大体の大きさ）、オールドヨーロピアンカットのダイヤ2.5ミリ、オールドマインカットのダイヤ2ミリ。カットの異なるダイヤが合わさることで、独特の揺れるような光の反射を見せてくれます。

地金は14金。ピンクがかったゴールドです。ローズカットダイヤの周囲のみシルバーでダイヤを囲っています。リングは入手した際に古い小さな修理痕がありました。日本でアンティークジュエリー専門の熟練の職人さんに細かに点検してもらい、修理痕をより目立たなく修復してもらいました。（修理痕のあった箇所は、2つのダイヤの間部分。）頑丈に補強もされ、重厚感のあるしっかりとした作りのリングですので安心して末永くご使用いただけますが、以上の理由により大変リーズナブルな価格でご提供させていただきます。修理痕がなかった場合、市場では軽く3〜4倍の価格になると思います。実際に身に着けた時に感じられるアールヌーボーのしなやかで優雅な自然美が堪能できるリングです。


● 素材　　14金、シルバー、ダイヤモンド
● 年代　　1890年頃
● 国名　　ヨーロッパ
● サイズ　　16.5号（サイズお直しについて）
● 重量　　4グラム


リングの刻印は消えてしまっていますが、ゴールドテスターにて14金と確認済み。アンティーク14金アールヌーボダイヤモンドリングは良い状態です。