アンティーク9金ロケットペンダント

ヴィクトリアン後期1895年のイギリス製アンティークロケットペンダントです。全体に花や葉が細やかに彫られ、一目で作りの良さが分かります。もちろん手彫りで、見れば見るほど精巧さと技術の高さに驚かされます。表には「LILLIE」（リリー）と女性の名前が彫られています。元の持ち主の女性なのでしょう。ロケットの開けると片面には薄いガラスとそれを留める枠が入っています。オリジナルのガラスが残っているイギリス製のアンティークロケットはほとんどなく見つけた時はびっくりしました。

ロケットの地金はすべて9金。イギリスのアンティークロケットは表と裏が9金で、内側が合金ということが多いのですが、こちらのロケットは内側まですべて9金で、写真とガラスを留める取り外しのできる枠まですべて9金です。ロケットを仕入れた時、男性の写真が入っており元の持ち主が入れた写真かどうかは不明ですが、ロケットが歩んできた長い年月に想像が掻き立てられます。大切な写真を忍ばせてお守り代わりに身につけられる素敵なアンティークロケットペンダントです。

※アンティークロケットを初めて手にされるお客様は、ロケットを開けるのに少々手間取られる場合がございます。ご希望のお客様には、ロケットを開けた状態でお届けいたします。開いている状態から実際に閉めていただくことで、感覚的に開閉にどのくらいの力が要るかなどお分かりになりやすいと思います。ご購入時にお申し付けください。


● 素材　　9金、ガラス
● 年代　　1895年
● 国名　　イギリス
● サイズ　　縦30ミリ×横24ミリ×厚さ6.5ミリ
● 重量　　5.3グラム（取り外し可能なガラス含む）


ロケットに9金、1895年を示すイギリスのホールマーク（刻印）入り。アンティーク9金ロケットペンダントは良い状態です。